簡単操作が嬉しい 指定したファイルをリアルタイムにバックアップ
BackTrunkは指定したファイルをリアルタイムにバックアップ(複製保存)してくれるソフトウェアです。ファイルが更新されたことを検出して、自動的にバックアップファイルの作成・保存を行うことが特長です。一度ファイルを指定するだけでBackTrunkが自動で処理を行うため、面倒な準備が不要であることもこのソフトの強みです。大切なファイルを手間を掛けずにバックアップしたい、という時に便利なソフトウェアです。
BackTrunkの初回起動時に、バックアップファイルの保存先フォルダーを指定します。作者によると、万が一ハードディスクが使えなくなることに備え、外付けのハードディスクに保存することが推奨されています。ファイルのバックアップを行うには、希望するファイルをデスクトップのアイコン上にドラッグ&ドロップするか、ファイルのアイコン上で右クリックして「送る」メニューから「BackTrunkでバックアップ」を選びます。ファイルはBackTrunkによって複製され、指定したフォルダーに保存されます。以後はファイルが更新されるたびに自動でバックアップファイルの更新が行われます。ユーザーによる操作は必要ありません。
過去に保存したバックアップファイルの履歴を参照できる点も便利です。参照するにはタスクトレイのアイコン(バルーン)から表示されるメニューで「世代確認」を選びます。元のファイル内のデータを誤って変更した場合でも、過去のバックアップファイルからデータを取り出すことが可能です。ただし、元ファイルの更新が999回続くと過去のバックアップファイルは上書きされるため、誤りに気づいたら早めに対処すると良いでしょう。初期設定時では上書きされたファイルは削除されますが、ゴミ箱に送る設定にすることもできます。
BackTrunkはユーザーが作成したファイルをバックアップすることに特化して作られています。そのため、Windows本体が保管されているシステムフォルダーをバックアップ対象にすることが出来ません。なお、BackTrunkは40日間無料で試用できますが、以後はライセンスの購入が必要になります。
BackTrunkは簡単な操作で指定したファイルをリアルタイムにバックアップしてくれる、便利なソフトウェアです。